貧血の特徴

妊娠すると血液の量が増え、からだに水分がたまりやすくなりますが、赤血球の中のヘモグロビンの量は増えないので、血液が薄まった状態になります。
そして胎児は血液をつくるため、母体から鉄分を吸収していきます。母体にそれに応じるような十分な鉄分がなければ、鉄欠乏症性貧血になりやすくなります。
胎児が成長し、酸素や栄養を最も必要とするのが8〜9ヶ月頃で、そのころが一番貧血になりやすくなります。

貧血の症状

[母体の症状]
 ・顔色が悪くなる
 ・頭痛、めまい、立ちくらみ、むくみなどが出てくる
 ・息切れ、動悸がする
 ・からだがだるく、疲れやすい
 
[出産への影響]
 貧血のままお産にのぞむと、微弱陣痛といって子宮を収縮させる力が弱いため分娩がうまくできず、分娩が長引いてしまいます。
また貧血があると血液の凝固作用を低下させてしまい、分娩のときに大出血をおこすこともあります。

[胎児への影響]
母体に貧血があると、胎児も血液をつくるための鉄弁が不足し発育が妨げられる可能性もあります。そして胎児が生まれてから貧血になることも考えられます。

貧血の対処法

血液検査で貧血が診断された場合、錠剤を処方されます。
重症の場合は鉄剤の静脈注射を行うこともあります。

鉄分を多く含んだ食品をバランスよくとるようにしましょう。
鉄分はレバー、肉、貝類、高野豆腐、青菜、魚類などに多く含まれています。鉄分は体内で吸収されにくい栄養素なので、効率よく吸収するには、良質のたんぱく質やビタミンC、銅などのミネラルが必要になってきます。
バランスの良い献立を考えていく必要があります。


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