妊娠悪阻の特徴

つわりの症状がひどく、嘔吐を繰り返し、飲食物も全く受け付けない状態になります。
脱水症や栄養障害を起こし全身症状が悪化し、治療を必要とする状態になります。

妊娠悪阻の症状

妊娠悪阻は症状によって3つの段階に分けることができます。

第一期
・嘔吐を繰り返し、食事ができなくなる
・胃液や胆汁を吐く
・脱水症状を起こし、口の渇きや皮膚が乾燥してくる
・尿の量が減少してくる
・全身がだるくなる

第二期
・嘔吐が激しくなり、全身状態が衰弱する
・脈拍が頻数微弱になる
・血圧が低下する
・発熱が続く
・口臭がひどくなる

第三期
・脳神経症状が出てくる
 頭痛、視力障害、めまい、昏睡、幻覚など
・体温が低下し、危険な状態になる

妊娠悪阻の治療

妊娠悪阻は、一般的に入院して次のような治療を行います。

・食事指導
少量を頻回に分けて摂取するように心がけ、水分を食間に取り、脂肪の多いものや刺激の強いものは避けるように指導をします。

・輸液療法
脱水、電解質異常の補正をします。
輸液は細胞外液か生食水で行います。経口摂取が不可能の場合は、ビタミンB群の投与が必要になります。

・精神療法
精神状態の安定を図ります。精神科医の診察を必要とすることもあります。

・薬物療法
輸液が十分に行われれば嘔吐や悪心が軽快してきますが、持続する場合は、鎮吐剤や鎮痛剤の投与が必要になる場合があります。

・人工妊娠中絶
重篤な合併症などの重症の場合、母体保護のため人口妊娠中絶が行われることがあります。

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